恥部の思想

アイドルについての書かれない報告

ジザメリさんがいらっしゃった! 2/26 豊洲PIT

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そして、私は、豊洲pitにジーザス&メリーチェインjesus &  mary  chainを観にいったのだった。

まず、11月に行われるはずの公演が、延期になるというお約束をかましてくれた時点で、掴みはおっけ。ハプニング性も、ジーザス&メリーチェインの大事な魅力。


で、ライブのほうは、つまらなかった、って声が多数でているようだけど、自分は、すごく楽しんだ。

兄は肥え、弟は弛緩しきっていたし、ただ淡々と演奏会がつづくし、曲が進むごとに会場の熱気はひいていったし、まったく音に迫力なかったけど、でも、そんな「退屈さ」にこそ、自分は惹かれていたのだな、と再発見できた。


もちろん全盛期や、当時のレコードに封じられている「退屈さ」は、厭世的な若者の持つ儚く美しい「退屈さ」だっただろうけど、今現在の初老に差し掛かった元・若者がかもしだすユルユルな退屈さも悪くない。


とはいえ、それでも途中で何度か欠伸がでたのは、ただだだ会場が大きすぎたせい。次回の来日は、是非是非、スーパー銭湯健康ランドの宴会場でやってほしい。

前座にはハトのマジックショーや、ハワイアンバンドつけて、私はもちろんほろ酔い気分で、浴衣の胸元はだけながら、あわなだーい、と合いの手いれる。

で、酔っ払いの一見客が「つまんね〜ぞ」と野次飛ばす、そんなジーザス&メリーチェインを観てみたい。